勉強が苦手な子のために必要な勉強法〜勉強嫌いは克服できる?!〜

アイコン2024年2月6日

小学校高学年〜中学生になるにつれて、学校の勉強がどんどん難しくなっていきます。その時に、「勉強が苦手だ」とお子さんが思ってしまうと、なかなか勉強に気持ちが向かなかったり勉強に集中できなかったりと、気持ちの問題から勉強が進まななることがよくあります。

今回は、勉強が嫌いになる前に、勉強が苦手な状態を克服できる「勉強嫌いなお子さんのための勉強法」についてお話したいと思います。

勉強が苦手になるのは小学生高学年から中学生の時期

一般的に、勉強が苦手だと感じるのは小学生高学年から中学生の時期になります。なぜかというと、勉強の内容自体が難しくなっていくのに授業のスピードは上がり絶対的な勉強内容も増えてしまうからです。

ベネッセ教育研究所が実施した「子どもの生活と学びに関する親子調査」によると、中学生になると勉強が好きな子どもよりも、勉強が嫌いな子どもが多くなるという結果が出ています。調査結果によると、勉強が比較的「好き」だと回答した小学生が65%でしたが、中学生は45%と20%も下がってしまっています。

そのため自分で勉強する習慣がなかったり、復習・予習の習慣がなければ学校の勉強に追いつけず授業の内容がわからなくなってしまいます。その結果、「勉強は苦手だな」と感じるようになってしまい、さらに勉強に気が向かなくなってしまうパターンが多いようです。

数学ができるようになれば、勉強が好きになる?!

多くのお子さんが算数から数学に変わった、中学校の定期テストをきっかけに「思ったより点数取れなかったな…数学が苦手がわからない」などとお子さん自ら意識していきます。

なので、多くのお子さんが【テスト勉強したのに点数が取れなかった】という印象が付いてしまいなすが、しっかりと復習をして理解しながら進めていくことで数学嫌い・勉強嫌いもなくなっていきます。

小学生のうちから意識したい勉強のポイント

小学生のうちから意識したいポイントは「毎日の復習をきちんとやれているか」というところが多いと思います。小学生のうちに学ぶことは、基礎の基礎になります。

小学校高学年になってくると、単純計算では解けない問題や、ひっかけ問題などが増えていきます。そのような時に対応できるように、普段から算数の勉強を行うことは大切です。また、文系にいきたい場合にはその先の未来までイメージしておくといいですよ。

中学生になってからでも勉強嫌いは直せる?!

中学生になってからでも、勉強嫌いは直せます。多くの中学生たちが数学を苦手として勉強嫌いになるのであれば、勉強がわかるようになれば好きになってもらえます。

下記にて勉強嫌いを克服する方法や考えかたについてお伝えしますね。

勉強するための動機づけを行う

勉強が好きになった場合に、勉強が嫌いなままのお子さんと比較した時に「内的動機付」で勉強している比率が高いようです。一方、勉強が嫌いなままのお子さんの場合には「外発的動機付」にて勉強していることが多いです。そのため、勉強嫌いなお子さんの場合には親御さんを中心に将来の夢についての話をして、内的動機付けに繋げていく必要があります。

学ぶ対象を決める

始めに、自分が学ぶ対象を選び、学習計画を立てます。自分で決めることで意欲的に行うことができます。

学習計画でつまづいてしまっている場合、親御さんが手助けをしてあげたり、塾へ通ったりすることで身につけられます。

インプットする

内容がわかりやすい参考書や教科書を一冊決めて、その情報をまとめたり読んだりするなどして自分にとって落とし込みやすい形でインプットしていきます。

振り返る+アウトプットする

インプットした内容を何かしらの形でアウトプットしていきます。今日勉強したことのミニテストをしたり、お子さんが親御さんに話したりすることで、自分のなかに落とし込んで理解することができるのです。それを繰り返すことで着実に学力になっていきます。

フィードバックを受ける

お子さんがアウトプットした内容について、フィードバックをしてあげる環境が必要です。お子さんだけだと、考えが偏ってしまったり、間違った理解をしてしまうこともあります。親御さんをはじめ、学校の先生や塾の先生などから、お子さんのアウトプットに対するフィードバックをしてあげることで、お子さんはさらに理解が深まったりアウトプットの質が上がっていきます。

親ができること

勉強嫌いのお子さんになるにはどうしたらいいのか。小学生高学年〜中学生の時に勉強が嫌いになるお子さんに向けて親ができることについて述べていきます。

勉強を強制するような声かけはしない

この時期のお子さんに向けて、勉強を強要するような声かけの仕方はよい結果を生みません。小学高学年〜中学生の間にお子さんは個人差があるものの、思春期に入っています。この時期のお子さんの場合、声かけや態度ひとつでも受け取り方がさまざまです。思春期のお子さんにもきちんと届くように、言葉のかけかたには注意しましょう。

勉強に協力的な姿勢を見せる

お子さんが自ら勉強を始めた場合には、全力で褒めてあげましょう。自分から学ぶ姿勢を見るのは親としてとても嬉しいものです。お子さんが勉強に前向きになった時には、迷わず応援をしてあげましょう。お子さんなりに、勉強に対して何らかの興味を持ったのかもしれません。もちろん、やらなければという危機感からの場合もありますが。

松山市の持田塾で勉強の習慣を

勉強が苦手なお子さんは、自主的に勉強することが苦手な子が多いです。勉強の習慣を身に着けることから始めるのが第一歩です。個別指導塾(1対1)であれば講師の現役医大生が学校の勉強も受験のことも含めて相談に乗っています。当校持田塾では体験授業を行っております。お気軽にお問い合わせください。